【防災×プログラミング】地震、その時10のポイント

地震その時10のポイントアイキャッチ画像

テキスト PDFテキストダウンロード  ワードで作成したテキスト 

9月は防災月間ということで、今後30年間で7~8割の確率で発生するといわれる「南海トラフ巨大地震」を取り上げ、地震発生時の行動について、学びました。

YouTubeには、リアルは南海トラフ巨大地震のシュミレーション動画がありますが、低学年にこれを見せたら、怖がってしまいました。トラウマになっては大変、という事で、東京消防庁の「地震、その時10のポイント」を教材に選びました。

東京消防庁がこの動画をつくった理由は、地震発生時、最初にやることは「火を消す」ではなく、「テーブルなどに隠れて身体を守ること」を、知ってほしかった、とありました。地面が揺れている時に、コンロに近づくと、ヤカンの熱湯や、揚げ油が体にかかって大やけどを負いかねません。

⇒⇒この動画は、なぜか非公開となってしまいました。その代わり、東京消防庁が、スゴイ動画を作りました。「【首都直下地震】防災教育VR「B‐VR(ビーバー)」~学校編~」、これは衝撃的な動画ですが、南海トラフ地震が発生した時に、一番役に立つ、見るべき動画だと思いました。

それはさておき、授業では、スクラッチをつかって、背景にアニメーションをつけて地震を再現、落ちてくるガラスをよけて机の下にもぐるゲームを作りました。次に出火したら、消火器で火を消します。

子ども達は、大きな揺れ、リアルな小刻みな揺れを再現するなど、地震のプログラムにハマっていました。クローンをつかって、ガラスの破片が増えたり、炎がでたりするなども、子どもには楽しめる要素だったと思います。

参考URL

【首都直下地震】防災教育VR「B‐VR(ビーバー)」~学校編~(3分半、YouTube動画  東京消防庁公式チャンネル)

学習のポイント

完成作品(基本)

基本のゲーム(Scratchの公式サイトへ移動)→https://scratch.mit.edu/projects/727432705

完成作品(応用)

応用のゲーム(Scratchの公式サイトへ移動)→https://scratch.mit.edu/projects/727433853

基本のゲームをつくろう

(基本)完成イメージ
(基本1)背景をえらぶ
(基本2)背景が揺れるしくみ
(基本3)地震のプログラム
(基本4)ねこを上下左右キーで動かす
(基本5)机を描く(基本6)ガラスの破片を描く
(基本7)ガラスの破片が上から落ちるプログラム1
(基本7)ガラスの破片が上から落ちるプログラム2
(基本8)ねこのHPをつくる1
(基本8)ねこのHPをつくる2
(基本9)地震を止めよう
(応用)完成イメージ
(応用1)炎を描く
(応用2)炎のプログラム
(応用3)ねこのコスチュームをふやす
(応用4)ねこのプログラム